半固定ボリュームがch当たり2個有りますが、250kΩの方が調整できず。調べた
所、抵抗体が剥がれ落ちていて、OPENになっていました。
これがその半固定抵抗器を分解した際の写真です。見事にカーボン抵抗が無くなり
ベーク板がむき出しです。
ここで困ったことに、今時こんなにサイズの大きな半固定が有りません。
探したところ、米国のTalon Electronicsというサイトに、Bourns社の3355シリーズ
が極僅か在庫が有り、入手いたしました。ただし在庫は100kΩと500kΩしかなく、目的の
250kΩが無いため、500kΩを入手し、510kΩの固定抵抗器をパラって使ってみようと
思います。
そのほか、ケミコンとフィルムコンデンサーを一通り交換してしまいました。
今回、ケミコンはエルナーのシルミックⅡと高耐圧の5μ100vや10μ200vには
スプラグ製を使って見ました。フィルムコンデンサーはJantzenのCross cap、
ASCのX363とシルバードディップマイカに交換です。
音はどんな感じか全く想像が出来ませんが、オリジナルで付いているフィルム
コンデンサーの端子部が非常に頼りない作りで、フィルム電極の両サイドも密封
されていないので、製造後30年以上経ってますから交換は必要と思いました。
銀色のコンデンサーがスプラグ製のケミコンです。
赤い線の入ったフィルムコンはオリジナルのコンデンサー
こちらの黒いのが交換したJantzenのCross cap
こちらの白いフィルムコンがASC製X363で、その下の茶色いのが
シルバードマイカコンデンサーです。
Talonから半固定が届き次第、早く音出ししたいですね。
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